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きざみこむ

来年8月の発表会向けの曲のレッスンを開始。
例えばバイオリンのネックを削りだすときに、木に刃をたてたら必要以上に深く掘ってしまったらそれで終わり、あるいは、完成してもその削りすぎたことが最終のクオリティに致命的影響して取り返しがつかないことになるわけ。
曲を1曲仕上げる過程で、言ってみればバイオリンを作るように自分をその曲ができるように削りだすと言うように例えてみると、曲の部品を仕上げる過程をおろそかにして削りすぎたりすると変なもののまま体に入ってしまって固定してしまう可能性が高い。
演奏者が練習の過程で曲を自分に刻みこむ過程で経験する体験は大切にしないといけないということ。
どんなに最初は弾けなくて体裁わるくても、自分が弾ける速度にまで落として、音楽の部品一つ一つを丁寧に仕上げていく。