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属人性排除に絡む誤解

理論化や制度化に関してよく言われるのは、属人性を排除してできるようにという点。


このときに「属人性を排除」という点がすごく誤解をまねいているような気がする。
存在する属人性をわざわざ無くそうとしているのではく、「属人性がなくても」ある程度のクオリティーを維持できるという方の意味のはず。
属人的な経験やトレーニングや技的な部分ははずせないはず。 この点が重要であるというという点をわすれないように、制度化や形式化を進めるほうがいいと思う。


また、スキルがある人は制度でできるところは制度でやることで、より高度なあるいは、おなじリソースでいままで目が届かなかったところに目が行くようになるという効率化の目的があるということだ。


特定のことの属人性を排除可能なことについて形式化することで、属人的なスキルをより有意義に活かし伸ばすということが重要だということだと思う。