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怒ると叱る


しか・る 0 2 【▼叱る/▼呵る】

(動ラ五[四])
(1)(目下の者に対して)相手のよくない言動をとがめて、強い態度で責める。
「子供のいたずらを―・る」
(2)怒る。
「猪のししといふものの、腹立ち―・りたるはいと恐ろしきものなり/宇治拾遺 10」
(3)陰で悪口を言う。
「あのやうなしわい人はあるまいと申して、皆―・りまする/狂言・素襖落(虎寛本)」
[可能] しかれる



おこ・る 2 【怒る】

(動ラ五[四])
(1)腹を立てる。立腹する。いかる。
「真っ赤になって―・る」
(2)しかる。
「先生に―・られる」
[可能] おこれる



怒る=感情、叱る=教育、これらは関係ない直行する概念だ。 つまり叱るときには必ずしも怒りの感情は必要ない。
ましてや、叱るためにいやみを言ったり相手の尊厳を傷つけるような、ことは絶対にやってはいけない。
このときには信頼関係は確実に壊れモチベーションは破壊される。 平静を装っていても相手の心はずたずたになってしまっている。 


反対に、叱るときには他の人がいないところで話すなど、その人の尊厳を尊重したときの方が確実に変化をつくることができる。 このときには、逆に信頼関係を構築し、やる気を引き出すことさえ可能だ。