責任感と責任能力はまったく違う種類のものだと思った。
責任感なくても責任を果たせる場合もあるし、責任感があっても責任を果たす力がない場合もある。
一般社会では、両者は混同されていて、責任能力と責任感は同じモノとしてあつかわれていて区別がない。
「責任感があっても責任を果たす力がない」場合は、そのための能力をトレーニングすればいいわけだが「責任感なくても責任を果たせる場合」はやっかいである。
いわゆる世渡り上手である。
彼らは、組織からの評価は高いが、いつかすっとんで大きい穴をあける危険をつねにはらんでいる。