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オブジェクト倶楽部 アレグザンダー祭り


ちょっと体調不良でしたが、頑張って言ってきました。 LTもでちゃいました。
スライドは下の方に公開します。

DCIアーキテクチャーを提唱するジム・コプリエン氏の公演とアレグザンダーに師事した中埜博氏/笹川万国氏のワークショップでした。
ジムさんの話は難しくてわからない点が多数。原子の対称性の破れとの類似性といわれても、?????でした。笑
そのぶんあとでいろいろじっくりお話できたのが楽しかったです。

中埜博氏/笹川万国氏のワークショップは、普段われわれがIT系のイベントでやるようなものとは異質で、とてもぐっとくるセッションでした。 中埜氏のキャラクターが味があって大好きになりました。

実は、アレグザンダーのパターンについて、感じていたのは凄く感覚的で定性的でとらえどころがないということだったんですが、アレグザンダーの当初の検討はパターン間の関係を数学的にコンピューターを使ってトポロギカルに分析、整理をしている研究が紹介されていて、コンピューターでも分析しきれない領域を認識したうえで、「無名の質」を感じ取ることができる人間の感覚を理解したうえで現在のパターンの形があるのを知って、非常になっとくしたのでした。


懇親会でみんな英語協力していただきつつジム・コプリエン氏とたくさんお話しできました。 
以下関連するツイッターのつぶやきです。

スクラムの改善点についてjimさんと話したのは、レビューに熟考が足りないのではないかということ。BSCなどをつかって、なんのためかのWHATが見える状態でやるべきと話したら。そうできるように直せと言われた。

パターンとはいってみれば、暗黙知形式知に変換したもの。形式知は必然的に形骸化していく傾向がある。なぜなら、形式知にしたとたんに、落ちる情報がるということと、そのものにはそれをどうしたら使えるようになるかという身体性をともなった「訓練」の観点がないからだと思う。

jimさんに「間」の概念を教えてくれと言われて答えたのは、雅楽に見られるビートの無いフレーズの例と、音を出すタイミングはビートではなく他の演奏者の演奏をによるコミュニケーションからできる時間感覚だと答えた。(ちゃんと伝わっていれば w)

jimさんとの会話で、スクラムマスターは1回クビになるくらいの動きができて一人前だと言ってた。(解釈正しければ) クビになっていないという点で僕のスクラムは完成していないと答えた。w

笹川さんとソフトウェアは動的側面が大きいので、幾何学パターンでは分類が難しいということを話した。ただし、アレグザンダーのパターンには時間概念を含む動的パターンも幾何学パターンのなかに分類されていて、不可能でないというご意見