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自分の考えを伝える方法

自分の考えを伝えるにはなによりも、相手の話を聞き出すことが必要だ。 それには2つの理由がある。

  1. 相手の価値観や問題意識のもち方がわからない状態で話をしても、あらゆる想定から話すことになるので、多くは相手にとって意味のないことを話すことになる。 聞く方は、話される内容がおおすぎてうんざりし、かんじんのポイントが伝わらない。 あるいは伝わる言い方で言えないリスクが高い。
  2. 人は自分の考えを受け取ってくれる人の意見は積極的に聞こうとする傾向がある。 その逆は反対にその人の意見をうけいれずらくなる傾向がある。


相手の話を聞くことの利点は相手の問題意識を聞けたら、それに関連して、自分の意見や提案を伝えられることが出来るという点だ。 問題意識はその上位をたどっていくと実は、人によってそんなに大きな違いがない。 同じそしきに所属していればなおさらだ、相手の問題意識にあった、提案として、その点だけをポイントで伝えればそれで、伝える目的は達成してしまう。


つまり、自分が100話しても1しか伝わらないのが、相手に50話させれば1つ話すだけで、200伝わるというイメージ。 最小のコミュニケーションで、普通より効果的に考えを伝えることができるのだ。


ここで必要になってくるのは話す技術ではなく、質問の技術である。
主にオープンクエスチョン、クローズクエスチョンの効果的な組み合わせと、さらにメタモデルとミルトンモデルを組み合わせ、交流分析の交流パターンを効果的に選択し活用することが可能だ。
ただし相手が、質問すら聞かずに一方的に話すタイプには使えないのが弱点ではある。

質問の技術については、そのうち詳しくかきます。。。