方法論と精神論のすり替え
なにがができないとか、難しいというときに、方法論レベルでの問題提起が、簡単に精神論にすり替わり批判されることが良くある。
それは、やろうとする気持ちや使命感はあっても、達成する方法がわからないときと、やろうとする気持ちも使命感がなくてやらない場合も表現は同じ「できません」になってしまうことから、それを聞くひとは、やる気持ちがないと思い込んでしまうパターンだ。
できないといった本人は、知恵をかりて一緒に解決する方法を検討したいのに、聞くほうは「その考え方は違う」と精神論のレベルで批判してしまう。 その結果お互いの不信感が増大してしまう。
お互いがどのレベルで言っているのかを、明示的にすることでこの誤解は少なくすくることができる。
できないというほうは、「達成する方法がわからない」と方法レベルで表現することが必要だろう。