欲しい結果は勝つことなのか、それともよい案を作り出すことなのか

よくなぜ自分の論理の正しさを主張しないのかと言われるが、そこに、どうも大きな意識の食い違いを感じる事が多い。
大きい声を出して恫喝したり、人に話す余地を与えないことまでしてまで、その場の議論に勝ったとして何の意味があるのか、はなはだ疑問である。　そんな土俵には上がる必要すらない。
それでも悪い癖で論理で議論に勝ってしまうのを散々やってきた事実は反省しなければならない。　とくに弱い相手には、議論で勝ってはならない。

自分の考えが正しいことを証明(=正確には押しつける)するための議論は何の意味もないのだ。　それは、議論のための議論でしかない、結果はその場の勝ちを得られるだけで状況の変化を生まない。　
知恵を絞って第３の新しい答えを探しだすことが、議論というものの目的である。