ボトムアップと権威化のバランス
メモ:
リンダライジングのセッションをきっかけに行ったアジャイル2008メンバーでの議論。
ボトムアップによってインフォーマルに組織の変革を行うと、速度は速いが変革をすすめるグループと、抵抗するグループの壁が出来る。
多くの組織で、IT業界に限らず、発生している同じパターン。
ただし、ほとんどの成功している変革の例はボトムアップ契機。
適切なタイミングで、権威化しフォーマルな構造に変換することで、変革→定着のサイクルを継続できるようになる。
思いや、使命感がなくても、フォーマルさ、さえあればちゃんと変革を推進し良い仕事ができる層がある。
この層をインタフェースに、思いの強い層、冷めているが変革出来る層、変革に抵抗する層を統合する方法論がありそうだ。