形式責任と実質責任
2つの責任を再定義してみる。
形式責任は、いわゆる上司が「オレが責任とるから自由にやれ」っていう時の意味の責任。 実質責任とは、他の人が責任を取ると行ってくれたとしても変わらない当の当事者の判断や行動が原因で発生した事象に対する直接的な責任。
どうも多くの人は形式責任が好きみたいで、話がかみ合わないことが多い。
「オレが責任とる」っていみの責任は、なにか問題が発生したときに形式的その代償を自分が払うという宣言として使っていると考えられる。 実質責任は他の人が代償を払ってくれても消えることはない。
多くある問題は、本当は当人に実質的責任がない事象なのに、上司が「形式責任をとって」しまったために、実質責任として当人に問題があると誤解されてしまうというケースだと思う。