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3Kの解決方法

なぜ3Kと言われ、問題になるのかを考えていくと、その問題のすくなくとも50%は実際に進める開発の手法や契約の手法には依存していないのではないかと思われた。
 
逆にこのことをちゃんとやれば、業界が3Kだという言われることは50%は解決してしまう。 場合によってはとたんに解決どころかその仕事自体にやりがいをもてる状況に一気にかえられる現場もあるだろう。
 
それは、上司が部下を大切につかうというただそれだけにつきるように思う。 上から下に向かって感謝をペイフォワードしていくのである。 業務を遂行することで会社やみんなは自分のために貢献してくれている感謝の気持ちをもって日々の仕事をちゃんと言葉をつかって承認する。 ただそれができるだけで対外の問題は解決する。 それどころか好転してしまうだろう。
 
大変だった仕事がおわって、契約のことを超えてお客様が心から感謝の気持ちを伝えられた。 そうしたら苦労したこと、つらかったことは全部吹き飛んだ。 喜んでくれるならどんなことでもしてあげたいと思った。 苦労は一瞬で喜びに変わったのだ。
 
もし本当の雇用関係にある会社から心から感謝の気持ちを日々伝えられたら、日々の仕事を認め、その人の価値を認められる会話を毎日されたらそれだけで多くの問題は解決するのではないかと思う。 当然のことながら基本的な待遇や条件ができていること納得性のある明文化した就業規則があることなどは必須条件だ。 
現実は、上司から感謝の言葉を聞けるような環境はまれであり、待遇や条件ははちゃんとなされておらず働きやすい環境を作ることにはコミットがない。
 
もし、そういった感謝をベースとしたよいコミュニケーションベースがある状態なら、その状態ですすめる事業や教育が創造的にそして生産的にうまく進む姿を想像するのはとても容易だ。