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教育好きの誤解

最近よく言われるのはなんでそんなに教育が好きなんですかということ。 どうも根本的に誤解されてるみたい。 教育が好きだから新人研修プロジェクトをはじめたわけでも、がんばったわけでもない。
 
いまでこそ運用が最適化されてきてはいるので、負荷は下がってはいるが通常の開発の仕事がおわって家に帰ってからねるまでワーキンググループ全体の状況をチェックして指示だしたり次のプランつくったりでまいにち寝るまで研修プロジェクトの運営をやっていた。 土日はWGリーダークラスのためにミーティングのリードの仕方、WG運営の運営の仕方のトレーニングをリードした。 新人の心構えのための1〜2日間の研修もリードした。 そんなふうだから好きだと思われてもしょうがない。 
 
新人研修プロジェクトを始めたのは一緒に同じレベルで議論をたたかわせられるような人たちとモノ作りをしたいから、そのために必要な人を育てるために他に誰もやる人がいないから経験の無い「教育」に手を着けたにすぎない。 必要なことはなんでもやる、使えるものはなんでも使うの精神である。
 
現実には議論できるような人を作っても、他の現場のリーダーになるだけだった。 目的はついぞはたされないわけである。 それこそ苦笑するしかない。
 
たしかに本業の「技術」に集中していれば、あるいは集中できるところにいればこの10年でもっといろんなことができたはずという反省はある。 そろそろ本業に集中してもいいかもしれない。