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どどいつ

essence2006-10-28

神田の裏通りにある、ひっそりとめだたない小料理屋で部下と飲む。 お店の雰囲気がとてもいい。
田舎の家に帰ったみたいだった。
女将さんが三味線片手にどどいつを歌ってくれた。

なまのどどいつ自体はじめて聞いた。 歌詞がこれまた粋でいいねー。 きいたら女将さんは生粋の神田っ子らしい。

お客さん同士もなんとなくわきあいあいとなる。
粋ってこうゆうことだよなぁ。

いいものはいい。(^^;



店の手洗いにあったどどいつの歌詞の紙から。

 三千世界よ
  からすを殺し
   主と朝寝がしてみたい


 およそ 世間で
  切ないものは
 惚れた三字と義理の二字


 お酒の好きな人
  花ならつぼみ
   今日も咲けさけ、明日も酒


都々逸(どどいつ)・・・天保年間1830~
江戸の宴の席で都々逸坊扇歌がうたいはやらせた。


http://ja.wikipedia.org/wiki/都々逸