[ooaa main]  [object pasta2]   [essence] (旧blogはこちら)  [flickr]  [myspace]  [View Eiichi Hayashi's profile on LinkedIn] 

痛み

essence2006-05-07

成長には痛みを伴う。 よろこんでフィードバックを聞ける人はそうはいないだろう。
レッスンで言われる事も自分の思い込みをつつかれる点をフィードバックされるのはとてもつらい。
たとえ自分は間違っていないと感じたとしても、コーチの言う事は絶対である。 なぜならそれは自分では見えない点を指摘するのがコーチの役割だから。 

つれづれメモ。


相手の問題点をストレートにフィードバックでき、聞ける関係は、同意のある師弟関係でしかありえない。 会社の上司部下の関係は言ってみれば契約の関係であって、ある意味対等でありコンテクストなして同意のある師弟関係ではあり得ない。
そんなことを突然やり始めたら殺されるだろう。 
以前はさんざんストレートにフィードバックされる訓練をされたのでそれが当たり前になっていた。 今は耐えられないだろうけど。
そうゆうところから、それが当たり前だと思ってやっていたおかげて心理的な圧迫があり、孤立に耐えられなくてて止めて行ったというのが真実だとおもう。 師弟関係の同意なく師弟関係を強要しようとしたという間違いをおかしていたということだろう。

では、これからは2つの道のどちらを選ぶべきなんだろうか。

  1. 同意のある師弟関係をマネージして構築する。
    • その事自体にものすごい抵抗感があるだろう。 構築できれば、とても効果的な教育制度ができる。うまく行くところは強くなるが、そうでないところは強い孤立を作る。
    • 導入自体に強い痛みを伴う。
    • トレーナとトレーニーの成長に強い痛みが伴うが成長度は高い。
  2. 師弟関係はつくらず、本質的なフィードバックは行わない。
    • 教育効果は望めないが、そこそこ抵抗感なく導入できる。 相手に自分で気がついてもらうように手をかえしなをかえいろいろやる。 コスト高。なかよしグループのままでできる。
    • トレーナとトレーニーの痛みは少ないが、成長も少ない。

多少極論。
痛み優先にするつもりはないが、けじめは必要だろう。