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オブジェクト分析とクラス実装設計の狭間

分析のクラスででてくる関連って、デフォルトは双方向参照になっている。
しかし実際の実装クラスで双方方向の参照をちゃんとメンテするのって意外に大変だし、実際問題ほとんどない。 関連があっても必ずしも参照を持っているのがいい実装とはかぎらない。ここにも、分析と実装の狭間がある。
豆ナイトのモデリング道場で、関連の矢印で表現される参照可能性の意味についてやったときに参照コストが比較的安いのが参照可能性であるということになった。
なぜなら意味としては参照可能でない方向のオブジェクトもコストはかかるが検索が可能で特定できるから。 そうすると参照可能性の矢印自体がすでに実装をある程度想定していることになる。

さて、そうすると下記のエントリーと同様に、分析上のどうゆう関連をどうゆう実装にすべきかというガイドラインも一般にはあまり見当たらない。 ここらへんもノウハウとしてまとめ甲斐がある分野。 いろいろと書くネタはあるもんね。

これも曼荼羅設計術に追加しよう。