[ooaa main]  [object pasta2]   [essence] (旧blogはこちら)  [flickr]  [myspace]  [View Eiichi Hayashi's profile on LinkedIn] 

ドッグヴィル

ちょびさんの紹介を読んで1週間前に借りて京都出張にもDVDもっていったんだけど、余裕なくてやっと今日見れました。
ニコールキッドマン主演、あの、ダンサーインザダークを撮った監督。

人の弱さからくる怖さ、特に集団になったときの。
それをそのまま受け入れ従順であることの方が傲慢だと主人公の父親は言っていたんじゃないかと思う。

これはそのまま今のアメリカ批判であり搾取される方の小国批判でもあるように見えた。
911以降はアメリカは変わったように思う。 主人公が村にもたらすリスクはテロの危険でありかつて悪の枢軸と言われた国が核弾頭でミサイルを発射する危険である。 それを押さえるための軍備拡張、空爆
軍事費を捻出するために国内の治対策予算を削り、京都議定書にもサインせず、主人公が鎖につながれ労働を強いたように。結果的に弱い人たちを苦しめ搾取することになった。

村をアメリカ、主人公を弱い人たちとしてみてもいいし、最後に権力を使った主人公をアメリカとしても見られるが、まー前者でしょう。