[ooaa main]  [object pasta2]   [essence] (旧blogはこちら)  [flickr]  [myspace]  [View Eiichi Hayashi's profile on LinkedIn] 

言語化できないノウハウ

昨日のレビュ−の結果。
「問題解決のプロセス、進め方、考え方等今後も生かして行きたい。」と嬉しいお言葉。 しかしまったく自分自身は意識していなかった。

いったい私はどうゆう「問題解決のプロセス」を踏んでいるんだろう。
いったい私はどうゆう「すすめかた」を踏んでいるんだろう。
いったい私はどうゆう「考え方」を踏んでいるんだろう。

教えるというときには、教えることが言語化できないと教えることはできない。 言語化していない、あるいは意識していないノウハウを伝えるにはつまりは古来からの師弟制度のような「背中を見て育つ」というプロセスなのだろう。
背中を見て育つには、本人に背中を見ようとする姿勢が必要かも知れない。

納得しなければ先に進めないという人に言葉で説明しようとしても限界を感じるのは同じ構造から来ていると思う。 まずその人には、仕事を進めることが目的なのか納得することが目的なのかを理解させる必要があるだろう。
納得しなければ先に進めないという裏にあるコミットは、無駄になる仕事はしたくない、大変な仕事をしたくない、自分をだしたくない、支配されたくないという恐怖に基づいているように思う。