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傲慢と従順

ただの傲慢でもなんでも従順でもどちらもうまく行かない。

傲慢ではなくなにかに対して影響するするには、要求ではなく正当な提案である必要がある。 
要求は上司-部下、クライアントー当社、会社ー社員などの契約関係における責任の追及であり最初から相手を敵としてあつかっている点ですでに達成の可能性がうすれるとともに、それ以降も敵として扱うことつまり宣戦布告になってしまう。いわゆるパイを分け合うゼロサム交渉の一種。 
従順はいうまでもなく、ただのイエスマンの状態。 自己犠牲の上になりたっていて、結局は相手も自分も幸せにならない。 全員が負けである姿勢。

提案は信念や価値観にもとづくもので姿勢としては相手と自分の状況を同時によくするにはどうしたらいいのかという行動。いわゆる WIN-WIN交渉。
WIN-WIN交渉にもっていくには、こちらが譲歩する用意がある点を言葉ではく、行動として相手側に伝わる必要がある。 提案ができるには何が正しいのか、あるいは、何が重要なのか、そしてなぜそれが重要なのかが自分にとって明確でなければならない。
それは、相手がこう言うからではなく、世間かこう言うからでもなく、常識がこうだからでもない。
そして、それは自分の利益を優先したものであってはならない。