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UML クラスダイアグラムの欠点

昨日の読書会で、アナリシスパターンのひとつシナリオパターンについて議論がおこったんだけども、3つ以上のクラスが登場するときに急に厳密なクラス図を書くことが困難になる。
意図している構造をシンプルに表そうとすると、制約をきっちりかかなければならない。
この点もクラス図のノーテーションに改良が可能な点だと思う。 くわしくはあとで書こう。
あと、メンバーのなかで見られたのはライフサイクルを問題領域の意味のライフサイクルに限定した意味で多重度を書いてしまう点。
UMLクラス図自体は時間概念がないので、モデル自体に時間概念のクラスをいれてモデル化するか、すべての時間で可能なパターンを含んだモデル、多重度を書くしか選択の余地がない。
これは、クラス自体の前提として逆にその問題領域の意味のあるライフサイクルに限定できるような簡易な記法の必要性を感じる。 その方が、はるかに多重度がわかりやすい記述になると思う。
このテーマは論文としてまとめよう。