新人がだんだんおとなしくなっている？

と言われた。
だんだん私が直接研修をやらなくなったからなのか、内容が洗練されてきたからなのか。
両方かもしれない。
自分がやる場合はどうしても突っ込みはきつくなる傾向があるかもしれない。
新人たちとはさんざんぶつかった、今は平和なもんです。
朝の私の指導も多少はやわらかくできるようになってきたような気もする。
たしかに、幻想をぶった切るようなやりかたはしなくなった。　それだけ、幻想への執着が増えたということだろうか。

このもとになっているのは、私が学生のときにはまって読んだ岸田秀先生の一連の唯幻論関連とか、吉本隆明の共同幻想論関連の本。
これらは、読んでおいて損はないと思う。

ものぐさ精神分析 (中公文庫)

幻想の未来―唯幻論序説 (講談社学術文庫)

改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)