即戦力
即戦力に対する疑問。
即戦力第一主義自体は、完全には否定しないが、即戦力を求めるために失うものが何かと言う点は認識しておく必要があるだろう。
では、逆に即戦力ではない場合はどうゆう場合だろう。
即使えないが長期的戦力になる教育とは。
・長期的視点で物を判断できる。
・物事の本質を知っていて応用が利く。
・すぐに使える知識よりも長期に使える根本的概念を知っている。
・技術よりもヒューマンスキルに重点。
・広範囲な知識や視点を持っていて、あたらしい考え方を創出できる。
一般に、キャリア組とかいわれているのが、これに当たるんだろう。
現場の仕事じゃ効率よく使えないけど、4年制大学か修士を持っていていろんなことを知っていて出世が保証されているようなイメージ。 即戦力が強いのは、専門学校出で、現場の使える知識はしっているけどそのことしか知らず、応用もきかず、新しいパラダイムへの追従性も低いっていうイメージ。
少なくとも即戦力に偏っては行けないように思う。 それこそ2〜3年いてあとはやめてもペイするビジネスモデルを増長させるような教育はしたくない。
長期的に自分をそだて、応用が利き、新しいパラダイムへの変革に追従できかつ、即戦力になるのが理想。
即戦力教育をしたとしても、今後どうゆう課題があるのか、どういう姿勢で変革に立ち会い推進していくべきなのかの理念は最低限伝えていくべきだろう。