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エンドユーザーコンピューティング

以前MacWorldExpoでデモを見てとても感動したのが Cyber framework。
ソフトウエア開発の根本的問題を見事に解決してしまっている。

ソフウエア開発が工業化できていないということだけど、そもそもソフウエア開発は工業なんだろうか?
工業のように部品の標準化のパラダイムがソフトウェア開発の現場で実現できたら、ソフトウェア開発はすでにコーディング作業ではなくなり、コンサル的な業務分析であり、改善提案のノウハウだけがのこるのではないだろうか。

Cyber frameworkはソフトウエアの部品と再利用の問題解決してしまっている。
しかも恐ろしいほど見事に、嫉妬さえ覚えます。
ベースとしている技術はアップル社のWebobjectsで動的な機能追加変更を、柔軟で分かりやすい操作で実現でき、ソフトウェアコンポーネントの再利用性も極めて高い。
EJBなどの言語をベースとしたコンポーネントとは再利用性のレベルが違う。

開発者であり創業者である加藤誌は1996 年にはコンピューターワールド・スミソニアンアワードを受賞され歴史的なソフトとして保存されているとのこと。

Cyber Framework解説:
http://www.cyberlab.co.jp/cf_info.html

開発者であり代表の加藤氏のインタビュー:オージス総研OOエンジニアの輪
http://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/others/OORing/interview24.html