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暴力が伝搬する構造

これはいわゆるDVもおなじ構造らしい。


人がいやがるような、言動や圧力をかける人は、過去に同じ経験を人から受けていることが多い。
本人もいやだったはずなのに、なぜ同じことを繰り返すかというと、自分の心をまもるためにそのいやさを自分で心理的にブロックすることをつづけたため、自分が同じ事をやっても、相手がどう感じるかをリアルに想像できなくなっているからということだそうだ。
だから、自分が暴力を行っていること自体に気がつくことができないでいる、一種の心理的視野欠損になっている。 結果、人の元気がなくなっていく理由が理解できなくて、理由を外にもとめて、「最近の若者は、、」という事になる。 心理的圧力を発しているからだれもそのことを指摘できずに、フィードバックを得られず裸の王様の状態が継続する。


勢い、暴力や傷つけあいゲームが伝搬していってしまう。 意識のあるひとはその伝搬ゲームを必死で止めようとするために、全部自分で受けてしまって壊れてしまう。