[ooaa main]  [object pasta2]   [essence] (旧blogはこちら)  [flickr]  [myspace]  [View Eiichi Hayashi's profile on LinkedIn] 

長期休暇って?

日本の企業って長期休暇ほんとに取りずらいですね。


休暇申請は受け取らないことはできないが、時期の変更権は使用者にあります。
長期休暇については、以下のような法律があるそうです。

http://www.ss.iij4u.or.jp/~naoki-k/law/roukihou18.htm
○長期の有給休暇

長期の有給休暇をとる場合はまた違った問題があります。例えば一月などの長期の有給休暇の申請をした場合,そんな先までの具体的事情までは分からない場合がありますし,また,その期間は他の人が有休を取りたくても取れなくなってしまうという事情があります。

この場合は使用者は具体的事情が無くとも時季の変更が出来るとしています。3※長期休暇の場合の例外といえますね。

この様な事を避ける為に労働者はどうしたら良いかと言うと,同僚と話して同じ時季に休暇が取れなくなるけど良いか調整をする必要性があります。本来は代替え要員の確保は使用者が通常の配慮によってすべきなのに対して,労働者に調整の義務を課した点で少し特殊であるといえます。
この調整をした後は使用者は具体的必要性がない限り,時期変更をする事が出来ません。

どうやら、本人が業務を調整しているかぎり、法律上使用者は有休の申請について時期をずらすことはできないということらしい。


開発プロジェクトの仕事をしていると、ほとんどの場合自分であらかじめ決めた日に休みをとることはむずかしくて、プロジェクトの都合の方にあわせて休みをとっている方が多いだろう。 普段やすみが取れなければ、プロジェクトの切り換えのときに長めに休みたいというのは理にかなっている。  それを言ったらなぜか総スカンを食ったが、現実病気でなければプロジェクト優先でしか休みは取ったことはないし、現状は遊びじゃなくて勉強のための休みがほとんどだし、それでも有休をのこして毎年数日分消えている事実もある。


しかし、内規としての制限がどの程度が妥当なのかというのは、会社の業務形態によってことなるだろう。 不信にもとずく管理なのか、信頼にもとずく管理なのかそこは注意をはらう必要があるだろうし、制限は業務態度が悪いほうを想定していることから、悪意を増長させてしまう危険があるかもしれない。 おなじ内規でも、言い方だけで随分違った意味に取られるという点も注意すべきだろう。 そもそも、そんなことに制限をかけるいみがあるのかはちゃんと考えたほうがいいと思う。 現場の状況の方が最優先がではなかろうか。


また、短いイテーレションの繰り返しで、長期に渡るアジャイルプロジェクトをやっていると、意識的にでないと休暇が取れないという問題がある。 プランニングやリリース計画で計画的にメンバーが休めるように考慮する必要があるだろう。