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開発者の人口にみたスクラム実践者の割合(地頭計算ね、)

2006年の予想では2009年にIT開発者の人口は1700万人になるとの予想だった。

それが正しいとして、スクラムの実践者がどれくらいかを概算してみる。


スクラムアライアンスの認定スクラムマスターが6万人で、実際の実践者はその10倍以上でしょう、さらにそのプロジェクトに関わる人間は年間平均100はいかないでしょうから10名前後だろうとよそうできるので、6万×10×10=600万人、地頭的に計算できる。

そうすると、1700万人にたいして実に35%がスクラムにかかわっていることになる。


米国での会社単位のアジャイル普及率が25%で日本は5%(一部利用では25%)、北欧やのアジャイル普及率が最も高いとか、ヨーロッパ、インドも米国並みかそれ以上と想像するととだいたい25%前後だろう。

IT従事者のアジャイル従事率とアジャイル普及率は、アジャイル従事者は非アジャイルプロジェクトにも従事するだろうから、すくなめに見積もって
平均の「従事者率」対「普及率」は1.5対1ぐらいとみると、アジャイル従事者率(非アジャイルとの兼任含むと)の実際は38%になる。


アジャイルプロセスのなかで、スクラムとXPの混在のプロセスと、スクラム単体の使用率を合わせると71%とのことなので、この割合をかけると、38%×71%=27%と、別の方向からの地頭的計算でもほぼ符合する。(地頭的にはプラスマイナス10倍以内の同一オーダーに収まっている) (適合率77%)


参考:
http://www.publickey.jp/blog/09/scrum.html


「ITPro」過去記事より
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20061019/251227/
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20070808/279366/


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