[ooaa main]  [object pasta2]   [essence] (旧blogはこちら)  [flickr]  [myspace]  [View Eiichi Hayashi's profile on LinkedIn] 

話す時間の比率

上司と部下の間の会話で、それぞれが話す時間比率からだいたいの関係性がみえてくる。 
時間配分の支配権は上司側にある。
1と5は赤信号。

  1. 上司:部下=90:10
    • 独裁型
      • ほとんど部下に話す機会を与えない。
      • たとえ上司が質問しても上司側が全部の可能性を話してしまう。
      • 創造性と考える力と責任感をスポイルしてしまう
      • 部下が話し始めても割り込んで止めてしまう。
      • 部下は話してはいけないものだと学習してしまう。
  2. 上司:部下=70:30
    • 通常のリーダー型
      • 上司側が発想し考え方を伝えながら会話がすすんでいるパターン
      • 上司から部下に適切に質問し回答を引き出しているが発想までは引き出せていない。
  3. 上司:部下=50:50
    • ファシリテーティブリーダー型
      • 上司も部下の同じくらい発想し、お互いの意見を戦わせている状態
      • 上司は場を適切にファシリテートし意見を引き出している。
  4. 上司:部下=30:70
    • コーチ型(うまくいっている場合)
      • 上司からは質問が主で、情報や感情を引き出すことを目的としているパターン
      • 部下の気づきをひきだし、帰属意識を育てながら、成長を促している。
  5. 上司:部下=10:90
    • イエスマン
      • 上司側に意見やポリシーがなく、聞くだけのパターン