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与えることと依存関係

なにかを教えたり、協力したり、何かを与えるときそこに依存関係を作るか作らないかの境目がある。


与えるときに与える人がそのこと自体からなんらかの価値を得ているときに、依存関係が生じにくい。 もっとも健全で強力なパターンははその行為自体を楽しんでいるかどうかだと思う。 そのときに与えているにも関わらず対等な関係を構築している。
触媒としてのファシリテーターは、最大限与えながらそのことをメンバーが意識せずに対等な関係を維持することがのぞましい。 感謝される必要がない状態を維持しながら最大限与え続けることが重要なのだ。


ただし、与える側が、与える行為によって自己顕示欲や優越感という「我」に栄養をあたえるような価値を得ている場合は、依存関係どころかもっとひどい関係を構築してしまう。