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システム化の分析範囲について把握方法のメモ

essence2008-07-05

思いつきで検証未ですが、まずメモ。
 
業務対象とシステム化対象はある面写像関係にある。 とくに現実の構造の本質をモデル化しようとするオブジェクト指向ではなおさらそう言った様相がつよく印象づけられる。
 
このとき 業務対象事象(TO-BE)とシステム化対象は包含関係にある。
 
 業務対象事象 ⊃ システム化対象事象(要求)

さらにシステム化が不可能な領域があることを考慮すると。 
 
 業務対象事象 ⊃ システム化可能な事象 ⊃ システム化対象事象
 
 システム化不可能事象 = 業務対象事象 - システム化可能な事象
 
そのうえで予算や諸処の事情で実際にシステム化される部分がきまる。
 
 業務対象事象 ⊃ システム化可能な事象 ⊃ システム化対象事象 ⊃ システム化された業務対象


実際にシステム化が行われたあとは、純粋業務以外のシステム化することによって発生する操作や物事が発生する。
 
 システム化によって発生したシステム特化の事象 + 業務対象事象 = 業務の全事象
 
システム化によって業務は効率よくなるかもしれないが、システム化自体から発生する事象が増えてしまう。
それでも以下の不等式がなりたつときにシステム化の意義があるわけだ。
 
 システム化された業務の運用コスト + システム特化の事象のコスト < 対象業務の手動によるコスト 
 
ここまでは、常識。
  

うーむ、静的モデルだとだめっぽいなぁ。
動的モデルに変換してみる。

つづく、、(かないかも)