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緊張

あるグループのミーティングでのメンバーの緊張感がすごかった。 それだけみんなの前でなにかを説明したりグループをリードする機会がなかったのだろう。 ほほえましくさえ感じるその状況を見て、それなのに自分からWGに参加して人の前に立つ選択をしたメンバーは本当に尊敬すべきだと思った。 労働力を売るビジネスが、意図しているかしていないに関わらず、それが主導であるなら、客先で使われるだけの人間が増えるのはどうしようもない。 いくら、本人ががんばればといっても、それば会社側の論理でしかなく、条件が悪い中で戦わなければならない、あるいは戦いを放棄するしかないという状況であることに変わりない。 それは、まったく実際に起こっている事実として。 これは直視すべき事実。

だから、本当になんらかのWG活動にみんなに参加してほしいと思った。 責任がある立場で、自分をかけてやれるのは、長期優先の労働力を売るビジネスのなかでは、現実としてほぼ不可能。 そうこうしているうち、お客のニーズがすくなくなれば、ただ切られるだけ。切られるのではなく他で使いたいと思わせるか、自ら新しい仕事を作り続ける人たちであってほしい。
そのための最低限の経験を得られるのは現状はWG活動しか存在しない。