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生産性指向とそうじゃない物の狭間

日頃から仕事の内容や質に対してそれほど注意を払う必要のなかった派遣業然とした労働力を売るビジネスしかしていないと生産性に対する意識はどうしても低くならざるを得ないのではないだろうか。
一括で受注したら生産性は死活問題、労働力を時間を売るだけだったら必要以上に生産性をあげると売り上げは落ちてしまう。 長期的には生産性が上がらなければ継続もないので結果として利益に影響しているはずだが、なかなかそうゆう視点でやれるひとは少ないのが現実だと思う。
つまり、一括ならその時点での収支は生産性に強く影響されるが労働時間を売る仕事なら、その時点の収支は生産性に影響されないという事実。
そこからくる文化は経営層のみならず社員にも深いレベルで影響されてしまってはいないか。

現場からのいくつかの声は、会社は仕事の内容や成果に興味ないという色濃い印象。 なぜなら労働力を売るビジネスだったら内容に関与する必要はないから当然なのだが、現場の不満は深い。

そこにも、ビジネスの質を一つあげるための大きな障壁がある。 たとえ作業請け負いであったとしても長期的には生産性が影響するはず、その点の意識教育と同時に生産性で勝負するビジネスの推進を同時にすすめていくべきだろう。