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憲法

昨日の女王の教室のエントリーに追記しようと思ったことなんだけども、別にしました。
まず、日本の偏差値とかに象徴される資本主義は意外に成功しているんではないかと思うんです。
アメリカが戦争で日本に勝ったときに、マッカーサーとかがやってきて突貫で憲法を作ったっていう、本来は自分たちでつくるべきものが、なんていうか適当にちゃちゃっと作られてしまったったっていう論調があるけども、それはまったく100%はあてはまらないと思うんです。
とても日本人のメンタリティーを考慮した内容だったり、9条に代表されるとても画期的な平和概念だったり、とてもフェミニズム的なながれを汲み取っている内容だと思うわけです。
憲法制定のためにアメリカから日本に来たメンバーは、それこそ超エリートな人たちでさんざん自国アメリカで失敗してきた資本主義からの反省として、貧富の差がうまれない理想の資本主義を日本で実現しようとしていて、それはある程度成功していると思うんです。 それは、国民の大半が中産階級意識だったり、スラム街が極端にすくなくだったり。というかほとんどないのは世界的にも日本だけといっても言い過ぎではないでしょう。
しかし、そこにはだんだん米ブッシュ共和党的なグローバル経済であるとかの強いものが勝てばいいんだとかの価値観がだんだん入ってきて、貧富の差が拡大し弱者が大変になる状況が拡大しつつあるわけです。 偏差値教育的ながれにも結果としてそれなりにいいところはあったわけです。

憲法については、また書きます。

http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM