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出席率

国家試験勉強会の出席率が低い。 がんばった人に給料を上げたいという社長の説明ではモチベーションはもていないように思う。 その場の短期的ビジョンしかない。
あくまでも、社員=商品 の視点から外れていないのが根本原因のような気がする。
社員がお客さんに評価されることを喜ぶのではなく、社員が仕事で達成した実際の価値、成果の方を喜べる文化に移行し、会社としてどう社会に貢献したいのかのビジョンからきた流れからでないと、「だからなんなの」になってしまうだろう。

新人研修がある程度成功しているのは、現状の問題と長期的ビジョンを繰り返し伝えてきたからだとおもう。 それでもやることの意義を理解でしてやれている人は少ないが、会社としての大きいことをやるなら、新人研修で私がやってること以上に、個人の給与のことではなく、社員=商品ではなく、社会貢献につながる会社としてのビジョンが必要だとおもう。

給料からはモチベーションは決して生まれない。 モチベーションは貢献や意義やビジョンからしか生まれない。 資格を持っていた方がいいのはあたりまえで、あたりまえのことを言ってもモチベーションは生まれない。 そんなことが正しいのはだれでも知っている。 人は正しいことにはあんまりモチベーションは持てないとおもう、もっとも高いモチベーションが生まれるのは、意味や意義からくる一種の野心だと思う。
モチベーションとしてうまく行く野心は絶対に利益目標ではない。 なんのための利益なのかがなければそれはとてもむなしいことのように見える。
会社の野心=社会への貢献の意図とビジョンが見えないと、モチベーションは持ちにくいということである。