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成果主義とは人事考課制度のことだけではない。

PMセミナーを受講しておもったのは、成果主義は決して人事考課制度のことだけではないということ。
人事考課制度はそのなかの一つの分野でしかない。
人材派遣では、仕事内容のクオリティーが利益に直接結びつかないと考えられている場合が多いようだが、このことが成り立つのはシステム開発など本人のモチベーションが成果に影響する職種ではなく、事務員派遣であるとか運用であるとか、本人のモチベーションが成果にあまり影響しない領域に限られると思う。
広義の成果主義とは、一括だろうが時間作業請負であろうが、契約形態にまったく関係なく成果のクオリティーをあげることをミッションとしているということだと思う。

当社では通勤でつかえる駅に制限があるということをPMセミナーで一緒だった同じ受講者の外資系の方にきかれたら、失笑された。
外資系の方は、会社のもよりの使える駅はたくさんあるが、どの駅でもどんな経路でもそのまま通るそうで、そうゆうことをチェックするような文化は全くないそうで、たとえ交通費程度の金額で不正があっても問題にしないとのこと。 問題にしないというよりも月にせいぜい1万ぐらいのことよりも個人個人が仕事の成果で具体的に1000万あげられるかどうかという方がはるかに重要であると言う考え方。

それは極端だとしても、当社の現在の体制でもモチベーションマネージメントを積極的に行なったクオリティーを重視する意味の広義の成果主義は可能であると思う。