PMマスター完
2日間のセミナー完了。
PMとしての必要なコミュニケーションの質について、広範囲な知識からいいところをうまくまとめられていると思った。 だいたいは知っている知識ではあったけども、後半のチームの変革のマネージメントと変革によっておこる抵抗はむしろ自然な反応であり、チャンスでもあるという点はなかなかいい。
抵抗や衝突に対するコンフリクトマネージメントの具体的な手法についてもとても平易でわかりやすかった。
モチベーションマネジメントに関しての分析と対処方法もとても具体的。
基本的な倫理の考え方についてもとても平易でわかりやすい。
全体をとおしてPM初心者にとってはいい知識の刺激になるだろう。
講師によると近年企業経営自体をプロジェクトとしてとらえて、PMBOK手法を企業経営に適用する事例が多いとのこと。
プロジェクトを実行する基盤となる、企業自体をプロジェクトとしてみたときのプロジェクト運営クオリティーが低ければ、その中にある個別のプロジェクトの運営クオリティーは企業の運営のクオリティーを超えるのは難しいように感じた。
同時に経営者層をPM教育しなければ、PM育成の有効性は半減するだろう。
追記;
近年、僕らがやっているような開発研修は当たり前になってきているみたい。
あたりまえといえばあたりまえだが、ちょっとショック。
講師の方が新人研修で開発プロセスを一通り通すのは最近はよくありますよといっておられた。